vol.48 新型コロナウイルスの影響により飲酒量が増えた方はいませんか?

2021年12月21日 保健師コラム

師走に入り、今年も一年が終わろうとしています。2021年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、私達の生活に大きな影響をもたらしました。「新しい生活様式」を実践していく中で環境の変化や先行きが見えない不安などからお酒でストレスを解消している方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、自宅でお酒を飲む機会が増えたことにより、ついつい飲み過ぎてしまう方もいるかもしれません。

新たな変異株の脅威はあるものの、少し落ち着きを取り戻したように思われる現在、年末年始にかけて久しぶりの飲み会や会食を楽しみにしている方もいるのではないでしょうか。適度な飲酒はストレス解消法の1つとして挙げられることが多いですが、飲み過ぎは身体に大きな影響を与えることは皆さんご存じだと思います。今一度、飲酒の目安と飲み過ぎについておさらいしましょう。

アルコールがグラムで表示されているのを知っていますか?

2021年3月、厚生労働省は第2期アルコール健康障害推進基本計画を策定しました。この中で酒類を提供する場合、今までのアルコール度数に加えアルコール量の「g(グラム)」表示をするよう、働きかけがされました。今までは「%(パーセント)」表示であったためどのくらいアルコールを摂取したかが分かりづらいのが難点でした。酒類を扱う大手各社はホームページやパッケージにアルコール量を記載する取り組みを徐々に始めています。自分がいつも飲んでいるお酒について調べてみるのもいいでしょう。

アルコール摂取量の基準は純アルコールに換算して20g

各種アルコール飲料に換算すると、以下の通りになります。女性は体内の水分量が男性より少ないため、同じ体重・同じ飲酒量であっても血中アルコール濃度が高くなります。男性の半分~3/4程度を目安にしましょう。

適正飲酒をするための心構え

・まずは規則正しい生活を送り、十分な睡眠を確保することが基本です。ご自身の生活を見つめ直しましょう。
・新型コロナウイルス感染症の影響が出る前と比べて飲酒量、あるいは度数が増えている方は、以前飲んでいた程度の量・度数になるよう心がけましょう。
・信頼できる情報源から情報収集をし、飲酒をすることによってウイルス感染から身を守ることができるといったような誤解を招く情報や誤った情報に惑わされないよう気をつけましょう。
・飲酒以外に気分転換ができる自宅での過ごし方を見つけましょう(ストレッチや体操をする、自宅で映画やドラマ鑑賞をする、ゆっくりとお風呂に浸かる、親しい人とオンラインで会話する、家の整理整頓をするなど)

いかがでしたでしょうか?この機会に今一度、自身のお酒の飲み方について考えてみましょう。

参考資料

厚生労働省 生活習慣病予防のための健康情報サイト e-ヘルスネット 女性と飲酒
WHOによるCOVID-19の世界的流行時の物質使用及び嗜好行動に関する注意喚起文書
厚生労働省 アルコール健康障害対策推進基本計画【第2期(令和3年度~令和7年度)】

ご不明点や相談についてはお気軽に下記までお問合せください。
メール(info@sangyoueisei.co.jp)もしくはお電話(0120-95-1824)でお問い合わせください。
保健師 立川
SESの産業保健師サービス

■こちらの記事もおすすめです。
「お酒との上手な付き合い方」
「水分補給、冬こそ意識を!」
「突然死は冬に多い!?気をつけるべき生活習慣」

ページトップへ